今季2勝目を挙げたオリックス・山本由伸

○ オリックス 7 - 0 日本ハム ●
<2回戦・京セラD大阪>

 オリックスの開幕投手・山本由伸が2日、本拠地で行われた日本ハム戦で今季2度目の先発登板。7回無失点と好投し、昨年5月28日・ヤクルト戦から続く自身の連勝を球団記録に並ぶ「17」に伸ばした。

 昨年の東京オリンピック野球日本代表でもチームメイトだった伊藤大海との投げ合いとなったこの試合。山本は3回まで打者9人で抑える上々の立ち上がりを見せると、4回は近藤健介と王柏融に連打、6回は松本剛に二塁打を浴びながらも要所を締めて無失点ピッチング。7回は四球と二塁打で二死二・三塁のピンチを迎えたが、代打・宇佐見真吾を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 直後の7回裏に味方打線が4連続適時打などで一挙5得点をあげたこともあり、8回以降はリリーフ陣にバトンタッチ。山本は7回を108球、被安打5、奪三振8、無失点の内容だった。

 開幕戦に続いて2試合連続で無失点投球を披露し、昨季途中から17連勝となった山本は「四球を出してしまい、当たりが良くなかったとはいえ長打を打たれてしまったんですけど、先頭を取っていたので、ランナーを返さないようにしっかり投げました」と7回のピンチの場面を振り返り、「応援が力になりました」とファンに感謝した。

 5回終了時点で球数58球と今季初完投も狙えるペースだったが、7回一死から石井一成に14球粘られたこともあり、終わってみれば7回108球での降板。「5回まで凄くいいテンポでいけたんですけど、そこからちょっとずつ球数が増えていってしまった。最後までいけるのがいちばんいいので、より良いピッチングを求めて、しっかりいい1週間を過ごしたい」と次回登板を見据えた。

 球団タイ記録となる17連勝については「嬉しいです。ローテーションで回るのをずっと経験させてもらって、その中で得たこととか、今までずっと試していたこととか、そういったのが凄く明確になってきて、1週間の過ごし方だったり、コンディションの調整方法だったり、いろいろと得られたものがたくさんある。それを上手く整理してやっているという感じです」と、17回積み上げてきた勝利の過程を振り返った。

 「とにかくひとつずつ1日1日を大切に頑張ります」と笑顔で話した山本。一戦必勝の思いを胸にマウンドへ上がるエースの勢いは、まだまだ止まらなさそうだ。

取材・文=どら増田

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