逆転ホームを踏み3試合連続の得点を記録
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が4日(日本時間5日)、ドジャースとのオープン戦(ドジャースタジアム)に「1番・指名打者」で先発出場。快音は聞かれなかったものの2四球1得点を記録し、リードオフマンの役割を果たした。
ドジャースの先発は昨季20勝を挙げ、ナ・リーグ最多勝に輝いた左腕のウリアス。初回の第1打席はフルカウント後の外角に逃げるカーブを見送り四球で一塁へ歩いた。
0-1で迎えた3回は9番・マーシュのソロ弾で同点に追いついたあと、無死無走者の場面で再びウリアスと対峙。ここでもフルカウント後の内角チェンジアップを見送り再び一塁へ歩いた。そのあと三塁へ進み、3番・レンドンの中前適時打で逆転となる生還。エンゼルスはこの回、一挙5得点のビッグイニングとした。
再びイニング先頭だった4回の第3打席は右腕のゴンソリンと対戦。カウント2-2から低めに沈む変化球にバットが空を切り三振に倒れた。
大谷は6回に代打を送られ途中交代。この日は1打数無安打で打率は.292に下がったものの、2四球で3試合連続となる得点を記録し出塁率は.469にアップ。エンゼルスは二刀流が1番に入る2022年版の新打線が機能し、開幕前最後の調整登板だったウリアスを3回途中5失点でノックアウトした。