DeNA － ヤクルト
＜イースタン・リーグ　横須賀＞

　故障により出遅れていたDeNAの今永昇太投手とネフタリ・ソト選手が5日、横須賀で行われたヤクルトとのファーム公式戦に先発出場。今永は2回無失点、ソトは実戦復帰最初の打席で本塁打を放つ上々の内容で、一軍昇格へ前進した。

　左前腕の炎症で離脱していた今永は、初回先頭の山崎晃大朗に左安打、2回は二死無走者から6番・奥村展征に四球で出塁を許したが、いずれも後続を許さず、2イニング・33球を投げ1安打1四球無失点。カットボールなどの変化球も交え3つの三振を奪った。

　右手首の張りで出遅れていたソトは「3番・指名打者」で先発し、初回二死無走者の場面で相手先発・コールの速球を右翼席へ運び今季1号ソロ。第2打席はカウント3－2から内角へ抜けてきた変化球に空を斬り、6回の第3打席で代打を送られ途中交代となった。実戦復帰初打席で今季初アーチを放ち、この日は2打数1安打1三振。自慢の打棒で回復ぶりをアピールした。

　ともに開幕からフル回転の活躍を期待されながら無念のリハビリスタートとなった主力選手。2人の一軍復帰は着実に近づいている。