阪神・西勇輝 (C) Kyodo News

○ 阪神 4 - 0 DeNA ●
<1回戦・甲子園>

 阪神は今季初の甲子園主催ゲームで待望の今季初勝利。セ・リーグワースト記録となっていた開幕からの連敗を「9」で止めた。

 先制パンチで主導権を握った。初回、DeNA先発・ロメロに対し1番・近本が2球目の直球を中前へ。続く中野への初球が暴投となり近本は二塁へ進んだ。中野は2球目のツーシームを右前へ運び近本が先制のホームイン。わずか4球で先制点を奪った。3番・糸井は捕ゴロに倒れたものの、4番・佐藤輝に待望の1号2ラン。初球の内角直球を右翼席へ運び3-0とリードを広げた。

 2回は今季初スタメンの8番・小幡が、イニング先頭で右翼線への二塁打。9番・西勇の犠打で三塁へ進んだあと、ロメロの暴投により4点目の生還を果たした。

 先発・西勇は、序盤は走者を背負い続ける投球。2回は一死二、三塁のピンチを招いたが、8番・山本、9番・ロメロを冷静に退けゼロを並べた。序盤は不安定だったものの尻上がりの投球。5回以降はピンチすらなくテンポ良くアウトを重ね、9回118球、7安打無四球無失点の好投で今季初勝利を2年ぶりの完封で飾った。

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