最終戦は一度もバットを振らず2打席で交代
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が5日(日本時間6日)、ドジャースとのオープン戦(ドジャースタジアム)に「1番・指名打者」で先発出場。開幕前最後の実戦を1打数無安打1四球の結果で終えた。
相手先発は2020年のドラフト1巡目(全体29位)でドジャース入りした新人右腕のミラー。初球から100マイル(約161キロ)の剛球を投げ込まれ、最後もフルカウント後の100マイルの低め直球にバットが出ず見逃し三振に倒れた。二死無走者だった3回の第2打席もミラーと対戦。この打席はミラーの制球が定まらず、大谷は4球連続でボール球を見送り一塁へ歩いた。
5回に3度目の打順が巡ってきたが、代打を送られ途中交代。オープン戦最終戦は1度もバットを振ることなく、1四球1三振の結果だった。
オープン戦は打者として12試合に出場し、打率.280、3本塁打、7打点、OPS(出塁率.471+長打率.720)1.191の好成績。投手としては2試合に登板し、1勝0敗、防御率4.76をマークした。今年はオフの労使交渉が長引き、キャンプ、オープン戦ともに短縮されたが調整は順調。満を持して「1番・投手」で出場予定の7日(同8日)の開幕・アストロズ戦(エンゼルスタジアム)を迎える。