アストロズとの開幕戦に「1番・投手」で先発出場した大谷翔平

● エンゼルス 1 - 3 アストロズ ○
<現地時間4月7日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が7日(日本時間8日)、アストロズとの開幕戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。投手としては5回途中9奪三振1失点と力投したが、打線の援護なく黒星スタート。打席では右翼フェンス際への大飛球で場内を沸かせたが4打数無安打に倒れた。

 メジャー5年目で初めて開幕投手を務めた大谷。初回の第1球目にいきなり99.8マイル(約161キロ)をマークした。安打と死球二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は5番・グリエルを一飛に退け無失点スタート。2回一死から、イニングをまたいで4者連続三振をマークした。しかし3回、二死から2番・ブラントリーに右翼フェンス直撃のに二塁打を許すと、続くブレグマンには左前適時打。二死からの連打で先制された。

 それでも4回は、すべてのアウトを三振で奪取。1点ビハインドの5回は先頭打者に二塁打を許したが、1番・アルトゥーベを3打席連続三振に仕留めるなど後続を退け、二死二塁の場面で2番手・ループにマウンドを託した。今季初登板は4回2/3で80球を投じ、4安打1失点、9奪三振1四球の内容。白星の権利は得られなかったが、防御率1.93と上々のスタートを切った。

 打席ではアストロズの先発左腕・バルデスに対し、初回の第1打席が遊ゴロ、3回の第2打席は見逃し三振。昨季までなら投手として5回途中1失点、打者としては2打数無安打で交代していたところだが、降板後も指名打者(DH)として出場が継続できる通称“大谷ルール”が初適用。大谷は「1番・指名打者」で出場を継続した。

 6回の第3打席はバルデスのカーブを打ち損じ遊飛。8回の第4打席は9番・フレッチャーの適時三塁打で2点差に迫り、一発出れば同点の場面で3番手右腕・ネリスの高め直球を強振したが、やや詰まっていた大飛球はフェンスオーバーとはならず右飛。打撃結果は4打数無安打1三振で今季初安打初アーチはお預けとなった。

 エンゼルスは相手先発・バルデスの前に7回二死までわずか2安打。計4安打と打線が沈黙し、5回途中1失点の大谷に今季初黒星が記された。

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ベースボールキング編集部

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