開幕戦で6回無安打無失点と好投したパドレスのダルビッシュ

○ ダイヤモンドバックス 4 - 2 パドレス ●
<現地時間4月7日 チェイス・フィールド>

 パドレスの開幕投手を務めたダルビッシュ有投手(35)は現地時間7日(日本時間8日)、敵地で行われたダイヤモンドバックスとのシーズン開幕戦に先発。6回まで無安打無失点に抑える好投を見せ、今季初白星の権利を手にしていたが、9回に登板した元阪神のロベルト・スアレスが一つもアウトを奪えないまま降板する大乱調。2点差をひっくり返され、逆転サヨナラ負けを喫した。

 ダルビッシュは立ち上がりから常時95マイル(約153キロ)前後を計測する直球と、スライダー、カットボールの曲がり球を中心としたコンビネーションで、ダイヤモンドバックス打線を料理。初回に特大ファールを打たれた3番・ペラルタへの2四球を含む計4四球と、万全のコントロールではなかったものの、最終イニングは鋭く落ちるフォークでアウトを積み重ねるなど、危なげない内容だった。

 6回終了時点で球数が92球に上ったこともあり、この日は6回無安打無失点、4四球3三振で降板。7回から登板した2番手・ヒルが相手打線に初ヒットを許しピンチを招いたが、元阪神のピアース・ジョンソンがイニング跨ぎで1回1/3を無安打無失点に抑える好リリーフをみせ、ダルビッシュ自身初の開幕勝利も目前に迫っていた。

 しかし、2点差の9回で登板した元阪神のロベルト・スアレスが大誤算。この日がメジャーデビュー戦となった右腕は、3者連続四死球の大乱調で一つもアウトを奪えずに降板すると、無死満塁から火消しを託された5番手・スタメンが初球にワイルドピッチ。1点差とされ、なおも二・三塁のピンチで7番・ビアに2球目のカーブを右翼席へ放り込まれた。

 まさかのサヨナラ3ランでダルビッシュの勝利投手の権利も消滅。デビュー戦で2四球1死球の大乱調だったスアレスに今季1敗目が記録された。

この記事を書いたのは

藤田皓己

藤田皓己 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む