フルカウント後のスプリットを上手く捉える
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が8日(日本時間9日)、本拠地・エンゼルスタジアムでのアストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席に今季初安打となる中前打を放った。
1点を追う初回、メジャー通算68勝のアストロズ右腕・オドリッジと対戦。追い込まれたあと際どいコースを見極め、最後は7球目のスプリットを上手く中前へ運んだ。今季5打席目の初安打。1番打者として反撃の口火を切った。
3番・レンドンの中前打で二塁で進むと、続くウォルシュの左前にポトリと落ちる適時打で同点の生還。打球判断が難しい打球だったが、俊足を生かし今季初得点を記録した。エンゼルスはその後、相手のバッテリーミスでレンドンも生還。2-1と逆転した。
前夜の開幕戦は「1番・投手兼指名打者」で出場。指名打者ルールの変更により、5回途中9奪三振1失点で降板したあとも指名打者として出場を継続した。打撃結果は4打数無安打。チームは1-3で敗れ今季初黒星を喫した。