ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

 ロッテは15日にテレビ東京・BSテレ東にて4月17日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)を緊急生放送することになったと発表した。

 17日のロッテの予告先発は、前回登板のオリックス戦でプロ野球史上16人目となる完全試合、プロ野球新記録となる13者連続三振、タイ記録の1試合19奪三振の快投を見せた佐々木朗希。佐々木朗希の投球にも注目だが、そのほかにもロッテには魅力的な選手が数多くいる。

 まずは、昨季からチームキャプテンを務め、二塁を守る中村奨吾(背番号『8』)だ。「走攻守、高いレベルでという目標でやることをずっと持ち続けていますね」と話すように、走塁では相手の隙を見逃さず1つ先の塁を常に奪い、攻撃では時にチャンスメーカー、ポイントゲッターにもなる。二塁の守備では昨季自身2度目のゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、堅実的な守りでチームを支える。

 佐々木朗希が今季登板した3試合全てスタメン捕手として出場する松川虎生(背番号『2』)は、この春に高校を卒業したばかりの高卒ルーキーだ。18歳という若さで開幕スタメンを勝ち取り、石川歩、佐々木朗希が先発のときに先発出場している。佐々木朗希が登板した試合では、3日の西武戦で適時二塁打、10日のオリックス戦でも走者一掃の3点適時二塁打を放つなど、守りだけでなくバットでも貢献。将来は佐々木朗希とともに日本を代表するバッテリーになる可能性を秘めている。

 佐藤都志也(背番号『32』)、髙部瑛斗(背番号『38』)は佐々木朗希と同じ2019年のドラフトでプロ入りした選手。佐々木朗希は高卒でプロ入りし、佐藤と髙部は大卒でプロ入りしているため、年齢は佐藤と髙部の方が年上。50m走5秒8で走る俊足の髙部はトップバッターを務め、佐藤は捕手と一塁を兼務し勝負強い打撃が魅力的な選手だ。

 野球といえば、最大の魅力がホームラン。ロッテは長打を打てる選手が少ないが、その中でもレアード(背番号『54』)は昨季チームトップの29本塁打を放ち、今季もここまで2本塁打を放つ長距離砲だ。レアードは、本塁打後にベンチ前で行う“寿司パフォーマンス”がおなじみとなっている。大将であるレアードが自ら魚を釣って、さばいて、握って、食べさせるというのが“幕張スシ”の営業スタイル。17日の試合で本塁打を放てば、スシポーズが見られるはずだ。ちなみに、“幕張スシ”の常連客は三木亮(背番号『23』)で、昨季チーム最多の19回来店。今季もここまで1度来店している。

 レアードとともに、ポイントゲッターとして打線を引っ張るのがマーティン(背番号『79』)だ。今季は開幕から状態がいまひとつだが、ここぞの場面での一発で何度もチームを勝利に導いてきた。昨季は佐々木朗希が投げた試合で、レアードに次いで2番目に多い4本のアーチを描いた。

 試合終盤、3点リードした展開ならば抑えの益田直也(背番号『52』)が最後を締める可能性が高い。抑えというポジションは、勝利に直結する重要なポジション。ファンの多くも抑えて当たり前という心境で応援していることだろう。そういった様々なプレッシャーを跳ね除け、きっちりと抑えて勝利に導くのが益田の役割だ。

 『頂点を、つかむ。』をチームスローガンに掲げ、1974年以来となる勝率1位でのリーグ優勝を目指すロッテ。2年連続Aクラスに入り、リーグ優勝への機運が年々高まっている。期待の若手選手も多く、これから“黄金時代”に入ってきそうな予感だ。ファンがあってのプロ野球。マリーンズファンが1人でも多く増え、秋に歓喜の瞬間を迎えることを期待したい。

文=岩下雄太

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