アストロズ戦に「1番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平

◆ 打者としても2安打2打点と躍動!

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が20日(日本時間21日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・投手」で先発出場。6回一死まで完全投球を続け、6回1安打無失点、自己最多タイの12三振を奪う快投で今季初勝利の権利を得た。

 投打同時出場は今季3度目。まずは1回表の打席で一挙6得点のビッグイニングに絡んだ。第1打席はアストロズ先発のオドリッジから四球を選び、4番・レンドンの押し出し四球で先制の生還。その後、4-0の二死満塁で早くも2度目の打席に入り、2番手左腕・テイラーから左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。

 直後のマウンドでは、先頭から連続三振を奪うなど3者凡退の好スタート。2回も先頭の4番・アルバレスを3球三振に仕留めるなどテンポ良く9球で3者凡退とした。

 3回は先頭の7番・グッドラムを低めのスライダーで空振り三振に仕留めると、続くカストロには鋭く沈むスプリットを振らせ2者連続三振。9番・シリもスライダー攻めで空振り三振に仕留め3者連続三振とした。4回も1番・ペーニャ、2番・ブラントリー、3番・ブレグマンを3者連続三振斬り。3回から圧巻の6者連続三振とし、球数も4回まで43球とストライク先行の快投が際立った。

 5回は先頭のアルバレスを内角直球で詰まらせ遊飛。続くタッカー、グリエルは再び連続三振に仕留め今季初勝利の権利を得た。6回も先頭のグッドラムを空振り三振に仕留め、自己最多タイの12奪三振に到達。続くカストロに初被安打となる中前打を許しパーフェクト投球はストップしたが、この回もゼロを刻み6回81球、1安打無失点、12奪三振1四球の快投でリリーフ陣にあとを託した。

 この日はスライダー、スプリットの精度が抜群で、最速は98.3マイル(約158キロ)。圧巻投球で敵地を沈黙させ、今季の防御率は4.40となった。大谷は指名打者(DH)ルールの改定に伴い、降板後も「1番・指名打者」で出場継続。6回にはバント安打で出塁するなど、第4打席目までに3打数2安打2打点をマークしている。

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ベースボールキング編集部

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