● 中日 2 － 7 巨人 ○
＜4回戦・バンテリンドームナゴヤ＞

　巨人の菅野智之が22日、7回を7安打1失点に抑え今季3勝目を挙げた。

　菅野は初回二死満塁から木下拓哉を一邪飛に仕留めたが、続く2回は先頭の石川昂弥に同点ソロを浴びる不安定な序盤の投球だった。それでも、3回以降は走者を出しながらも粘りのピッチングで、7回を1失点にまとめた。

　菅野は試合後のヒーローインタビューで「いいとはいえないですけど、なんとか4月のうちは粘ろうと自分のなかで決めているので、なんとかゲームを作れてよかったです」とコメント。

　これを受けて、22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日－巨人戦』で解説を務めた谷繁元信氏は「自分の投げているボールに対しての自覚があるコメントですよね。でも、上げられるのかどうかというのは、僕はまだわからないと思うんですよ。今の言い方だと、徐々にシーズンを通してあげていくというところのコメント。それを見ていくしか、我々はないのかなというところと、僕個人的にはそんなに上がっていくのかなというところもある。ねじ伏せるじゃなくて打たせてとる、狙い球をちょっとずつ外したりそういうピッチングで抑えていくことでしょうね」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）