2022.04.23 14:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 3 | 終了 | 9 | 福岡ソフトバンクホークス |
札幌ドーム |
江本孟紀氏は「先発復帰」にも期待
日本ハムの吉田輝星投手(21)が連続無失点記録を14イニングに更新。中継ぎ転向後は8試合で防御率0.00、WHIP0.27と圧倒的な投球を披露している。
開幕3戦目の先発マウンドを託された吉田輝は、今季初登板のソフトバンク戦で4回4安打3失点で降板し、以降はリリーフへ配置転換。直近8戦合計11イニングでわずか被安打2と好投している。
23日のソフトバンク戦では、3回7失点でノックアウトされた先発・上沢直之の後を受け4回から登板。ソフトバンクの上位打線を相手に、140キロ台中盤から後半を計測するストレート、スライダーとフォークのコンビネーションで、2イニングを打者6人で抑える完全投球を披露した。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の谷沢健一さんは「ストレートの走りといい、両サイドのコントロールもしかり、マウンドでずいぶん落ち着くようになりましたね」と、その成長ぶりを好評価。
同じく番組に出演した江本孟紀さんも「腕が振れている。この投手はピッチングそのものはわかってますから。あとはタイミング。そろそろ(先発で)投げさせてもいいんじゃないか」と先発復帰についても言及した。
また、両名ともに吉田輝の“マウンド度胸”についても高く評価しており、江本さんは「持っている人と持っていない人がいますから。この投手はある程度(度胸を)持っている」とコメント。18年ドラ1右腕の飛躍に期待を寄せた。
吉田輝は23日終了時点で今季9試合(先発1試合)に登板し、0勝0敗、防御率1.80の好成績をマーク。今後の起用法も含めて、日本ハムの背番号18に注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』