DeNA 坂本裕哉[写真:萩原孝弘]

◆ 今季初星遠く…防御率7.20に悪化

 DeNAの大卒3年目左腕・坂本裕哉投手が27日、本拠地での巨人戦に先発登板したが、4回5安打4失点で降板。今季2敗目(0勝)を喫した。

 2週続けて中5日での登板となった坂本は、セ・リーグ首位を走る巨人打線を相手に3回までゼロを並べたものの、4回に2本の安打と四球で一死満塁のピンチを招き、7番・中島宏之にグランドスラムを被弾。5回のマウンドには上がらず、4イニング・球数80球で降板した。

 27日放送のCSでフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の谷繁元信さんは、DeNAの投手交代のタイミングについて注目し、打順の巡りで代打を送られるケースでもなかったことから、5回表も坂本を続投させるべきとの持論を展開した。

 坂本について、谷繁さんは「今日で4試合目の先発。初登板から7イニング、5イニング、4イニング、4イニングで降板しているんですけど、今日はヒット5本しか打たれてない。満塁ホームランでの4失点。色々な考えがあると思うんですけど、こういう状況でどうやったら抑えられるのか、もう1イニングいかせて、覚えさせることも必要なんじゃないかと思う」と、一軍マウンドだからこそできる勉強の意味も込めて、続投させるべきだったと説明。

 「苦しくてもどうやったら抑えられるかというのを覚えなきゃいけないと思う。“悪かったらはい交代…”って、これで4回目ですから、これだと苦しいときのピッチングが覚えられないんですよね」と、投手育成の意味も含めて、あえて苦境での場数を踏ませる必要があると力説した。

 試合中盤での4点ビハインドは、逆転勝利への望みをつなぐために継投で粘りたい点差でもある。目先の結果か、将来を見据えた育成か…。首脳陣の選手起用には様々な思惑が詰まっている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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