特大の“確信弾”
阪神の佐藤輝明は巨人との伝統の一戦で先制の7号2ランを放ち勝利に貢献した。
佐藤輝は3回、二死一塁の場面で巨人の先発・菅野智之が投じた内角143キロのストレートを強振。打球は右翼席上のバルコニー席に突き刺さる完璧な一発となった。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した松中信彦さんは「このインコースの真っすぐをさばけるようになるともっともっとホームランが増えていくんじゃないかと思いますね」と評価。
15日の放送でも「もっと自信を持ってもうちょっとポイントを前にすればもっと(インコースの)真っすぐをさばけるようになる」とアドバイスを送っていた松中さんは「開幕からこの真っすぐをファールにしていたんですけど、(本塁打を打った)ボールは難しい(コース)でしたが完璧な当たりでしたから、これからどんどん(ホームランを)量産していくんじゃないかと思いますね」と若き主砲の進化を指摘し、今後の活躍に太鼓判を押した。
佐藤輝の打った瞬間の“確信歩き”については「この瞬間が気持ちいいんですよ」と同調。「でも、あそこまでゆっくりすると次に当てられそうで恐いですけどね(笑)」と冗談交じりに注意を促した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』