内野ゴロで一塁へ走る際に負傷か
エンゼルスの大谷翔平選手(27)は現地時間1日(日本時間2日)、敵地でのホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。
内野ゴロの間に打点をひとつ挙げるも安打はなく、この日は3打数無安打で1打点。9回に5打席目が回ってきたところで代打を送られて途中交代となった。
初回の第1打席は四球を選び、3回は連打で無死二・三塁のチャンスに二ゴロ。適時打とはならなかったが、走者を還して打点を記録した。
4回は二死満塁のチャンスで一ゴロに倒れ、7回は無死一・二塁のチャンスに投ゴロ併殺。この時、一塁へ向かう大谷の表情が少しゆがんだようにも見えた。
すると9回、一死一・二塁で第5打席が回ってきたところで代打のコール。大谷は途中交代となった。試合後、球団は「右股関節の張り」と発表。本人からは「大事を取って」と軽症を強調するコメントが出ているが、翌日の出場や先発登板の予定に関しては不透明なものとなりそうだ。
現地27日のガーディアンズ戦では5回2失点で勝利投手となり、今季の成績を2勝2敗のタイに戻した大谷。その日はバットでも5打数3安打と躍動しただけに、今後の爆発にも期待が膨らんでいた。
エンゼルスは20連戦の真っ只中で、現地11日まで連日試合が続いて行くだけに、慎重な判断が求められる。