2022.05.01 14:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 4 | 終了 | 0 | 広島東洋カープ |
バンテリンドーム |
7回131球の力投
中日の柳裕也投手(28)が1日、本拠地で行われた広島戦に先発登板。
7回無失点の好投をみせ、チームを勝利に導いた。
柳は初回から得点圏にランナーを背負い続ける苦しい立ち上がり。それでも粘りのピッチングで要所を締め、ゼロを刻み続けた。
6回には自らの犠飛で追加点を奪うなど、バットでもチームに貢献。7回131球の熱投で5安打を無失点、8奪三振の力投で今季3勝目をマークした。
1日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』に出演した高木豊さんと江本孟紀さんは、柳の投球を以下のように振り返った。
高木さんは「きょうは高めに行くケースも結構あったが、制球の良い投手なので安心して見ていられる」と語り、「ゲームを壊さない投手」と改めて柳の安定感を評価。
江本さんも「序盤は際どいボールが外れるケースも多かったが、途中からは完璧」とし、「ストレートのコントロールが見事。キレイな球を投げている」と直球の精度を好投の要因として挙げた。
また「柳がこれだけ投げられるのも、後ろの2人がちゃんとしているという安心感がある。行けるところまで行くぞという気持ちが出ていた」とも。8回を任されているジャリエル・ロドリゲスと守護神ライデル・マルティネスという2人の外国人投手の存在が、先発の好投を引き出している点も強調した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』