○ 阪神 3x － 2 ヤクルト ●
＜9回戦・甲子園＞

　阪神は今季初のサヨナラ勝ちで連敗を2でストップ。同点の9回裏、6番・山本が決勝点となる押し出し四球を選んだ。

　2試合連続完封負け中の阪神は2点を追う3回、一死から1番・近本、2番・中野の連打で一、二塁とし、3番・佐藤輝が中前適時打を放ち21イニングぶりの得点を記録。1点差に迫った5回も近本と中野の連打などで一死満塁とし、5番・ロハスJrが押し出し四球を選び同点に追いついた。

　9回は2つの申告敬遠などで二死満塁とし、最後は山本が押し出し四球を選びガッツポーズ。満員のファンで埋まった甲子園は大きな拍手に包まれた。

　先発のガンケルは5回2失点（自責点1）とゲームメイク。6回以降はリリーフ陣が無失点リレーを見せ、6番手の岩崎は今季初勝利（0勝4セーブ）を手にした。