エンゼルスは首位陥落の危機

　カブスの鈴木誠也選手（27）と、エンゼルスの大谷翔平選手（27）が、それぞれ現地時間7日（日本時間8日）の試合に先発出場し快音を響かせた。

　本拠地でドジャースとのダブルヘッダーに臨んだ鈴木は、2試合いずれも「2番・右翼」で先発出場。第1試合は好投手・カーショーから第1打席に四球、第2打席には浮いたスライダーを左前安打とし、1安打1四球。第2試合でも第2打席に相手先発の左腕・アンダーソンから右翼線へメジャー初の三塁打を放ち、自身2試合連続安打で今季の打率を「.253」とした。

　しかし、カブスはダブルヘッダー1試合目が0－7、2試合目が2－6で、ナ・リーグ西地区首位のドジャースに連敗。前カードから4連敗となり、今季の借金が「8」に膨らんだ。

　一方、エンゼルスの大谷翔平は本拠地でのナショナルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。7回の第4打席に自身2試合ぶりの安打となる左前打を放ち4打数1安打。今季の打率を「.234」とした。

　しかし、チームは3－7で敗れ連勝が「3」でストップ。現地4月27日からア・リーグ西地区の首位に立っているが、同地区2位のアストロズに0.5ゲーム差に迫られている。