4回の第2打席はラッキーな中前打で逆転の生還
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が9日(日本時間10日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのレイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席に左中間フェンスをライナーで越える5号ソロを放った。
エンゼルスは3-1と2点リードで迎えた6回、先頭の1番・マーシュが一塁への内野安打で出塁。続くトラウトは7号2ランを左翼ポール際へ運び5-1とリードを広げた。興奮冷めやらぬ中、続く大谷は2番手左腕・ビークスの初球カットボールと強振。打球は低い弾道で左中間フェンスを越える5号ソロとなった。
大谷の一発は4月29日(同30日)のホワイトソックス戦以来、10試合ぶり。トラウトとのアベック弾は今季初となった。
初回の第1打席は、二死無走者の場面でレイズの先発左腕・スプリングスと対戦し右飛。1点を追う4回の第2打席は初球のスライダーを打ち損じたが、高々と舞い上がった飛球を中堅手のキーアマイヤーが見失いラッキーな中前打となった。二死後、5番・ウォルシュの逆転3ランで大谷は2点目となる生還。6回の第3打席は上述の5号ソロを放ち、5試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。