1日の試合は中村が大ブレーキ…
ヤクルトは1日、本拠地でロッテに3-4で惜敗。
両軍合わせて6本のソロアーチが飛び交った試合で、目についたのが5番・中村悠平の打撃だった。
この日は前を打つ村上宗隆が2つの敬遠を含む4四球。すべての打席で出塁をしたが、中村は遊ゴロ・遊ゴロ・遊ゴロ併殺・一ゴロでそのチャンスを活かすことができず。初回・3回・5回・7回は中村の凡打でイニングが終わった。
初回は二死一塁だったが、3回は二死一・三塁。5回は一死一・二塁で、7回も二死ながら一・二塁。どこかで1本が出ていれば、と思わずにはいられない内容だったことは否めない。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、この日の中村悠平の打撃が話題に。解説者の松中信彦氏は「当てに行く打撃が目立った」と問題点を指摘する。
15本塁打と43打点がともにリーグトップという村上。それだけに、「相手は徹底してマークをしてくるので、5番打者が打って行かないと村上選手に甘い球が来なくなる」と“5番”の重要性を改めて強調。
そのうえで、「中村選手は責任感の強さからか、結果を欲しがって当てに行くような打撃になってしまう。もう少し楽な打順で打たせるのが良いのかなと」と自身の見解を述べる。
「僕の時は城島という選手がいて、敬遠の後なんかは『ナメんなよ?』という感じで燃える選手だった」と松中氏。そこで、ヤクルト打線の中のおすすめの選手は「塩見選手が良いのかなと」と、この日は2番で出場した男を指名した。
5番の起用も7試合あるが、今季も1番がメインで直近では山崎晃大朗と入れ替わりで2番に入ることもある背番号9。ヤクルト首脳陣はどんなオーダーを組んで行くのか、「ヤクルトの5番打者」は今後も要チェックだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』