2022.06.01 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 1 | 終了 | 5 | オリックス・バファローズ |
横浜 |
● DeNA 1 - 5 オリックス ○
<2回戦・横浜>
スターターが役目を果たせず、打線も機能せず…。三浦ベイスターズは昨日の良い流れを活かすことが出来ずオリックスに敗戦を喫した。
DeNA先発のフェルナンド・ロメロは前回登板と同様に、立ち上がりから不安定だった。オリックスの1、2番にいきなり連打を浴び、なんとか二死までこぎつけるものの、ワイルドピッチで先制点を献上。3回には3番・杉本裕太郎にバックスクリーン直撃の2ランを許し、4回も連打で招いたピンチでスクイズを決められ失点を重ねた。前回登板よりも短い4回途中6安打4失点KOに、ロメロは「思うような結果ではなかったです」とうなだれた。
打線もオリックス先発・ワゲスパックの球威あるストレートに押し込まれ4回までノーヒット。5回にようやく大和のチーム初安打から嶺井博希、桑原将志が連打で続き1点を返したが、7回以降はリリーフ投手陣の前に出塁すらできず3安打1得点どまりだった。
試合後、三浦大輔監督は「先制点がもったいなかった。あそこで粘れるか粘れないか、追い込んだところでのワイルドピッチですから…」とバッテリーミスで失点した初回の守りを悔やみ、ロメロについては「細かいコントロールより力で抑えるタイプ。出し入れというタイプではないですけど、高さで我慢できるかというところ」と、“グラウンドボーラー”が低めにボールを集められなかったことをKOの原因に挙げた。
また、6回一死一・二塁の場面でソトが三ゴロ併殺に倒れた場面では、アウト判定を巡るリクエストが遅れて審判団に認められず、「監督の判断ミス」と反省。「一つだけでなく、いろいろありました。チームに申し訳ない」と責任を受け止めた。
それでも、打撃不振で「8番」に打順を下げた桑原が適時二塁打と四球で結果を出し、「一時よりも良くなってきている。今日もヒットが出ていますし気分的にも変わってくると思います。明日以降上げていってもらいたい」と期待。
ロメロの後を受け、イニングまたぎで打者4人を3三振含むパーフェクトに抑えた2番手・入江大生も「投げるたびにボール自体良くなっているし、変化球の精度も上がってきている」と高評価した。
発展途上の三浦ベイスターズ。小さな光を集めての一丸野球で、昨年のパ・リーグ覇者からカード勝ち越しを狙う。
取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)
<2回戦・横浜>
スターターが役目を果たせず、打線も機能せず…。三浦ベイスターズは昨日の良い流れを活かすことが出来ずオリックスに敗戦を喫した。
DeNA先発のフェルナンド・ロメロは前回登板と同様に、立ち上がりから不安定だった。オリックスの1、2番にいきなり連打を浴び、なんとか二死までこぎつけるものの、ワイルドピッチで先制点を献上。3回には3番・杉本裕太郎にバックスクリーン直撃の2ランを許し、4回も連打で招いたピンチでスクイズを決められ失点を重ねた。前回登板よりも短い4回途中6安打4失点KOに、ロメロは「思うような結果ではなかったです」とうなだれた。
打線もオリックス先発・ワゲスパックの球威あるストレートに押し込まれ4回までノーヒット。5回にようやく大和のチーム初安打から嶺井博希、桑原将志が連打で続き1点を返したが、7回以降はリリーフ投手陣の前に出塁すらできず3安打1得点どまりだった。
試合後、三浦大輔監督は「先制点がもったいなかった。あそこで粘れるか粘れないか、追い込んだところでのワイルドピッチですから…」とバッテリーミスで失点した初回の守りを悔やみ、ロメロについては「細かいコントロールより力で抑えるタイプ。出し入れというタイプではないですけど、高さで我慢できるかというところ」と、“グラウンドボーラー”が低めにボールを集められなかったことをKOの原因に挙げた。
また、6回一死一・二塁の場面でソトが三ゴロ併殺に倒れた場面では、アウト判定を巡るリクエストが遅れて審判団に認められず、「監督の判断ミス」と反省。「一つだけでなく、いろいろありました。チームに申し訳ない」と責任を受け止めた。
それでも、打撃不振で「8番」に打順を下げた桑原が適時二塁打と四球で結果を出し、「一時よりも良くなってきている。今日もヒットが出ていますし気分的にも変わってくると思います。明日以降上げていってもらいたい」と期待。
ロメロの後を受け、イニングまたぎで打者4人を3三振含むパーフェクトに抑えた2番手・入江大生も「投げるたびにボール自体良くなっているし、変化球の精度も上がってきている」と高評価した。
発展途上の三浦ベイスターズ。小さな光を集めての一丸野球で、昨年のパ・リーグ覇者からカード勝ち越しを狙う。
取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)