2022.06.03 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 1 | 終了 | 0 | 埼玉西武ライオンズ |
神宮 |
○ ヤクルト 1 - 0 西武 ●
<1回戦・神宮>
セ・リーグ首位のヤクルトは3日、交流戦4カード目となる西武と神宮球場で対戦。先発の小川泰弘が5回に放った今季1号アーチが決勝点となり、最少得点差で勝利した。
背番号29が自らのバットでの均衡を破った。5回、9番の小川が先頭で打席に立つと、カウント2−2から西武先発の髙橋光成が投じた高めのボールを振り抜いた。
「振り遅れないことを意識して練習してきました」と小川。打球はそのままレフトスタンド最前列へと着弾し、2016年以来となるプロ通算3本目のアーチでチームに勝利を呼び込んだ。
セ・リーグの投手が交流戦で本塁打を放つのは初めての出来事。「1−0ですし、勝つことができて良かった」と振り返った小川は、ピッチングでもエースの真骨頂を見せた。
8回95球を投げて3安打無失点。パ・リーグ本塁打王の山川穂高は2三振と遊飛に抑え込むと、6回は内野安打と犠打で二死二塁、一打同点のピンチを招いたものの、1番・若林楽人を空振り三振に切って取るなど、西武打線に得点を許さなかった。
高津臣吾監督は、まずは小川の投球について絶賛。「投げる方に関しては文句のつけようがない。低いところに集まっていたし、なかなか芯に当てさせなかった。ピッチングに関しては満点に近いんじゃないでしょうか」とたたえた。
決勝弾に関しては「ホームランはまったく予測していなかった。ナイスバッティングしかない」と、指揮官も驚いた予想外の一発。昨日に続いてチームに勢いをもたらす1勝だ。
交流戦はこれで7勝3敗で首位をキープ。4日も勝利すれば交流戦は4カード連続の勝ち越しが決まる。また、リーグ戦から数えれば7カード連続の勝ち越しと、勢いが止まらないヤクルト。リーグ連覇へ向け、6月もツバメの季節にする。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)
<1回戦・神宮>
セ・リーグ首位のヤクルトは3日、交流戦4カード目となる西武と神宮球場で対戦。先発の小川泰弘が5回に放った今季1号アーチが決勝点となり、最少得点差で勝利した。
背番号29が自らのバットでの均衡を破った。5回、9番の小川が先頭で打席に立つと、カウント2−2から西武先発の髙橋光成が投じた高めのボールを振り抜いた。
「振り遅れないことを意識して練習してきました」と小川。打球はそのままレフトスタンド最前列へと着弾し、2016年以来となるプロ通算3本目のアーチでチームに勝利を呼び込んだ。
セ・リーグの投手が交流戦で本塁打を放つのは初めての出来事。「1−0ですし、勝つことができて良かった」と振り返った小川は、ピッチングでもエースの真骨頂を見せた。
8回95球を投げて3安打無失点。パ・リーグ本塁打王の山川穂高は2三振と遊飛に抑え込むと、6回は内野安打と犠打で二死二塁、一打同点のピンチを招いたものの、1番・若林楽人を空振り三振に切って取るなど、西武打線に得点を許さなかった。
高津臣吾監督は、まずは小川の投球について絶賛。「投げる方に関しては文句のつけようがない。低いところに集まっていたし、なかなか芯に当てさせなかった。ピッチングに関しては満点に近いんじゃないでしょうか」とたたえた。
決勝弾に関しては「ホームランはまったく予測していなかった。ナイスバッティングしかない」と、指揮官も驚いた予想外の一発。昨日に続いてチームに勢いをもたらす1勝だ。
交流戦はこれで7勝3敗で首位をキープ。4日も勝利すれば交流戦は4カード連続の勝ち越しが決まる。また、リーグ戦から数えれば7カード連続の勝ち越しと、勢いが止まらないヤクルト。リーグ連覇へ向け、6月もツバメの季節にする。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)