ヤクルト・村上宗隆

○ ヤクルト 3 - 2 西武 ●
<2回戦・神宮>

 満員の神宮球場。ファンはこの男の一発を待っていた。4番・村上宗隆が6回に西武2番手の本田圭佑から右中間スタンドへ16号2ランを放ち逆転勝利。チームは3連勝で貯金を「14」とし、7カード連続の勝ち越しを決めた。

 2点を先制されたヤクルトは5回、中村悠平の適時打で1点差に詰め寄る。6回は先頭の塩見泰隆がライトへの三塁打で出塁して無死三塁という場面をつくったが、続く3番の山田哲人が三ゴロに倒れて一死に。それでもこのチャンスをつぶすわけにはいかなかった。

 村上は「哲人さんのカバーをなんとかしようと思い打席に入りました。カバーできて良かったです」と4番の仕事をやってのけ、「無我夢中に打った。芯に当たったなという感覚でした」と、決勝弾の感触を振り返った。

 高津臣吾監督は「甘い球をしっかり強く振り抜けるのがムネの特長」と、チームを支える4番を誇らしげに語った。

 現在、巨人の岡本和真、DeNAの牧秀悟と共にチームの4番打者として本塁打と打点の2冠を争うが、「たまたま今日打てたので、なんとかこの感覚をなくさないように、続けていけるように頑張りたいと思います」と誓った。個人タイトル争いも制し、村上がチームをリーグ連覇へと導く。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

▼ セ・リーグ本塁打ランキング
1位 16本 岡本和真(巨)
1位 16本 村上宗隆(ヤ)
3位 15本 牧 秀悟(De)

▼ セ・リーグ打点ランキング
1位 46点 牧 秀悟(De)
2位 45点 村上宗隆(ヤ)
3位 43点 岡本和真(巨)

※巨人・岡本和の成績は4日試合前時点

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別府勉

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