逆転負けも大胆采配が的中
3日に行われた交流戦・阪神対日本ハムの一戦は本拠地甲子園で阪神が大逆転勝利となったが、この試合でBIG BOSSが見せた采配が、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で大きな話題となった。
日本ハムは3回、3連打で無死満塁の場面で上川畑大悟が初球にセーフティースクイズを敢行。さらに、四球で一死満塁とすると今度は宇佐見真吾がエンドランを成功させ、一挙に4得点を奪うビッグイニングを作り出した。
3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大久保博元さんは「(満塁でエンドランを)ファームでやったことあるんですよ二軍監督の時に。でも、一軍ではおっかなくて一度もできなかったんですよ。練習したのにランナー三塁のエンドランもできなかったですよ」と自身の経験を踏まえて語り、「育てるのと勝ちたいのと…ちょっと(BIG BOSSの)脳を見てみたいですね」とBIG BOSSの大胆采配に驚嘆した。
MCを務めた真中満さんも「怖いですよね。ワンアウト満塁ですから全員スタートを切るので宇佐美が空振りをしたら本塁でアウトになってしまいますし、ライナーでももちろんアウト。この場面で宇佐美はほんとうはゴロを打たないといけないんですけどね。でも、ライナーを打って2点タイムリーになったんですが…」と型破りな采配に驚きの声を上げた。
番組に電話出演した斎藤雅樹さんは「やっぱり選手も若いですからいろんなことを試せますよね。これが新庄BIG BOSSの作戦ですよね」と実戦で若手に経験を積ませるBIG BOSSの意図を推測した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』