○ 中日 4 － 2 ソフトバンク ●
＜2回戦・バンテリンドーム＞

　中日が接戦に勝利。1点を追う7回、代打で起用された溝脇隼人内野手（28）が逆転の2点適時三塁打を放った。

　中日は初回、3番・A.マルティネスが4号ソロを左翼席へ運び先制。先発の髙橋宏は自己最多の10三振を奪う好投を見せたが、4回と5回に1点ずつを失い逆転を許した。それでも1点ビハインドで迎えた7回、ソフトバンク2番手・津森に対し二死一、二塁の好機を作ると、溝脇がファウルで粘ったあとの7球目を右翼線へ。二走・阿部に続き一走・髙橋周も長駆ホームインを果たし一気に逆転した。

　8回は4番・ビシエドが左中間突破の適時二塁打を放ちリードは2点に。9回表はR.マルティネスが15セーブ目（1敗）で締め、2番手の祖父江が2勝目（2敗）を手にした。

「難しいことは考えず、しっかり自分のバッティングをしようと考えて打席に入りました」と溝脇。「いいピッチャーだったので、それに負けないように、しっかり自分のスイングができたと思います。代打で使ってもらえることが多いので、今後もしっかりいいところで打てるように頑張りたいと思います」とさらなる活躍を誓った。