ニュース 2022.06.08. 10:16

“ピンチ”に強いロッテ・東條大樹

無断転載禁止
ロッテの東條大樹
 ロッテの東條大樹が、ピンチの場面で強さを発揮した。

 3-2の7回、先発の石川歩が先頭の岡林勇希に二塁打、続く大島洋平の投犠打で一死三塁となったところで降板し、東條がマウンドにあがった。

 ここ最近は勝ち試合の7回に登板することの多い東條だが、この日は得点圏に走者を背負い、1点も許したくない場面でのマウンド。代打・福留孝介の初球スライダーでストライクを奪うと、1ボール2ストライクから4球目の外角148キロストレートで空振り三振。

 続くバッターは前の打席、石川から適時二塁打を放った4番のビシエド。東條は2球連続でスライダーが外に外れたが、3球目の外角スライダーが決まり、2ボール1ストライクとすると、最後は3ボール2ストライクから外角の129キロのスライダーで空振り三振に仕留め、ピンチを脱した。ビシエドに対しては6球全て外角のスライダーだった。

 東條は走者を置いた場面での投球について「普通にゼロに抑えたいという思いでマウンドにあがっています」と話し、イニング頭、走者を置いた場面での登板でもプレッシャーや準備などは基本的に「あまりかわらないです」とのこと。打者一人一人を打ち取っていくことだけを考えている。

 これで東條は今季、得点圏での被打率は.043(23-1)。4月26日の楽天戦の10回二死二塁で、マルモレホスに適時打を打たれたのを最後に、得点圏で1本も安打を許しておらず、翌4月27日の楽天戦から6月1日のヤクルト戦にかけて15試合連続無失点。久しぶりに失点した6月2日のヤクルト戦は、太田賢吾に本塁打を浴びたものだった。

 今季はここまで27試合に登板して、2勝1敗15ホールド、防御率1.05と、昨季勝利の方程式を務めた国吉佑樹、佐々木千隼が一軍を不在にする期間が長いなかで、“勝ちパターン”の一角に食い込んでいる。17ホールドポイントはリーグ2位、交流戦での7ホールドは12球団トップの成績だ。

 4月下旬に行ったオンライン取材では「今シーズンはキャリアハイをいけたらいいなという感じです」と話していたが、勝利数はキャリアハイの2勝、ホールドポイントもシーズン自己最多タイの17、ホールドもあと1つ挙げればシーズン自己最多の記録に並ぶ。現在勝ち試合の7回を務める東條が、ホールドを積み重ねていけばいくほど、チームの勝利が増えていく。シーズン通して安定した投球に期待したい。

文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西