身体能力抜群も打撃以外でミスが多い有望株…
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が9日(日本時間10日)、本拠地エンゼルス・スタジアムで行われたレッドソックス戦に「2番・投手」で先発出場。3回まで無失点の好スタートを切ったが、エンゼルスは2回の好機を逸し先制点を奪えなかった。
4勝目がかかる大谷は初回、テンポ良く3者凡退の好スタート。2回は一死三塁のピンチを招いたが、6番・コルデロを二ゴロに仕留め、本塁生還を狙った三塁走者をアウトにした。二死一塁で7番・ブラッドリーは空振り三振。ピンチを招きながらもゼロを並べた。
その裏、エンゼルスは先頭の5番・アデルが左中間突破の二塁打で出塁。その後、一死一、二塁となり、8番・ウェードは右翼フェンス直撃の長打を放った。待望の先制点かと思われたが、二塁走者のアデルは三塁でストップ。右翼手が捕球できると思いタッチアップに備えたのか、ハーフフェイではなく二塁ベース近くで打球の行方を見ていたためスタートが大幅に遅れた。
一死満塁となり、9番・ベラスケスは空振り三振に倒れ、1番・レガレスは右飛。アデルの判断ミスが響き、エンゼルスは絶好の先制機を逃した。