初回のピンチを凌ぎ尻上がりの好投!
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が16日(日本時間17日)、敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ戦に「3番・投手」で先発出場。投げては6回3安打無失点の好投で5勝目の権利を持って降板し、打っては今季18度目の複数安打で自身最長タイの11試合連続安打をマークした。
投打同時出場は今季11度目。マウンドでは初回、二死から四球と安打などで二、三塁のピンチを招いたが、5番・ラリーを一ゴロに退け無失点。立ち上がりは制球に苦しみ初回だけで23球を要したが、2回以降は尻上がりの内容でテンポ良くアウトを重ねた。
4回は先頭打者に右前打を許すも後続をピシャリ。2点リードの5回は3回以来の3者凡退で勝利投手の権利を得た。6回は一死から3番・ウインカーにストレートの四球を与えたが、続くスアレスの大飛球は左翼フェンス前で失速し左飛。続くローリーを三振に仕留め降板となり、6回93球、3安打6奪三振無失点の内容で防御率は3.28となった。
打席では3回の第2打席、2番・トラウトが先制の17号2ランを右翼席へ運んだあと、2球目のチェンジアップを右前へ弾き返し自身最長タイの11試合連続安打をマーク。5回の第3打席では左前打を放ち今季18度目のマルチ安打をマークした。
エンゼルスは3回に先制2ランを放ったトラウトが、7回にも18号2ランをバックスクリーン左へ運び貴重な追加点。4-0の7回裏から継投策に入り、降板した大谷は「3番・指名打者」に入った。