抑えの北山が大乱調
日本ハムはクローザーの北山亘基が大乱調で痛い逆転負け。
9回はセーブシチュエーションで登板した北山は先頭打者への四球と二塁打で二・三塁のピンチを招き、安田尚憲の左前打で1点差とされ、なおも一・三塁から二盗を仕掛けられると、宇佐見真吾の二塁送球がショートバウンドになり、この間に三塁走者が同点のホームイン。その後、なんとか二死までこぎつけるも、2者連続四球で満塁とし、3番・中村奨吾に前進守備の左翼手の頭上を越える満塁走者一掃3点打を打たれ、これが決勝打となった。
17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄さんは「抑えなければいけないという気持ちが強すぎて力んでいた」と指摘。「本来は低めにくるピッチャーなんですけど、(今日は)高めのボールが多かった」と振り返り、「クローザー、抑えをやっている人がフォアボールを3つ出したらこういうゲームになってしまう」と苦言を呈した。
北山はこの試合前時点で6試合連続無失点だったが、この日は0回2/3を3安打3四球5失点(自責点4)と大乱調。今季4敗目(3勝7セーブ)が記録された。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』