6回の特大14号3ランに続き2本目の3ラン!
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が21日(日本時間22日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。土壇場9回に同点に追いつく15号3ランを放ち、キャリア初の1試合7打点をマークした。
大谷は初回、二死無走者の場面でロイヤルズの先発右腕・ヒースリーの初球を強振。ボール気味の外角直球をバットの先で捉えた打球は中前に落ち、2試合連続安打をマークした。4回の第2打席は一ゴロに倒れたものの、1-6と5点を追う6回の第3打席は無死一、二塁の好機で三たびヒースリーと対峙。フルカウント後のド真ん中に来た92.3マイル(約149キロ)の直球を完璧に捉えた打球は、飛距離423フィート(約129メートル)、打球速度111.5マイル(約179キロ)の豪快な14号3ランとなった。
大谷の一発は13号2ランを含む3安打3打点をマークした11日(同12日)のメッツ戦以来8試合ぶり。マルチ安打は今季19度目となった。エンゼルスはその後、6番・スタッシも右前打適時打を放ち5-6と1点差。大谷の一撃で打線が勢い付いた。
5-7と2点を追う7回の第4打席は、再び一死一、三塁の好機で5番手左腕・スパイアーと対戦。3球目のスライダーを泳がされながらも中堅へ運び、これが再び1点差に迫る中犠飛となった。二死一塁となり、続くウォルシュが適時三塁打を右翼線へ。一塁走者のウォードが長駆ホームインし、7-7の同点に追いついた。
その後、再び投手陣が失点を重ね3点を勝ち越されたものの、7-10と3点を追う9回、一死一、二塁の好機でロイヤルズの抑え右腕・バーローから同点の15号3ランを右翼席へ。1試合7打点の大暴れで試合を振り出しに戻した。