中日・根尾昂 (C) Kyodo News

◆ 「投手登録」変更後初登板で1回無失点

 6月21日、日本野球機構(NPB)から「守備位置変更のお知らせ」が発表された。

 内容は中日・根尾昂選手(22)が外野手から投手へ登録変更になったというもの。2018年のドラフト1位で入団してから4年。22歳の新たな戦いがスタートした。

 迎えた22日、本拠地のヤクルト戦が登録変更後はじめての登板に。3-7と4点ビハインドの8回からマウンドに登ると、先頭の長岡秀樹を1球で二ゴロに仕留め、代打・川端慎吾は鋭く変化するスライダーでまた二ゴロ。かんたんに二死を奪う。

 打順はトップに返って塩見泰隆。6月の月間打率が.373という好調な強打者に対し、初球から自己最速の152キロを計測。1ボール・2ストライクと追い込み、最後も152キロの速球で空振り三振。1回を9球、1奪三振で無失点の投球に場内が沸いた。

 この日は6投手の継投となったが、失点を記録していないのは根尾とその後を投げた谷元圭介の2人だけ。根尾はこれで今季4戦連続の無失点投球となった。

 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した中日OBの井端弘和氏は「まだ完全に投手のトレーニングだったり、投げ込みというのをやっていない状態で152キロですからね」と驚きの声。

 つづけて「やった時にどこまで伸びるのか。155キロ、それ以上というのも期待できるのかなと」とし、背番号7の無限の可能性に期待を膨らませる。

 番組MCを務めた野村弘樹氏も、「まだ試運転の段階でこれだけ投げられる。僕はすごくポテンシャルの高さを感じますね」とコメント。

 また、「監督は2月のキャンプの時点で匂わせていたんですよね。その時は『そんなに甘くないぞ』という話はしていたんですが……」と、高校時代の同級生でもある立浪監督とのやり取りについて明かしつつ、「フタを開けてみたらふつうに150キロを投げて抑えていますからね。投手としての魅力を感じさせてくれている。今後が楽しみ」とし、“投手・根尾”の飛躍に期待を寄せた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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