対ヤクルトの防御率は6.24に…
広島はホームでヤクルトに連敗。
この敗戦で今季の対ヤクルトは4月27日から1分を挟んで8連敗。ついに自力優勝が消滅した。
29日の試合も4回に先発・遠藤淳志が山田哲人に一発を浴びるなど2点を失うと、援護したい打線もヤクルト先発・原樹理の前に走者を出しながらもあと一本が出ない展開。
0-3の7回裏に代わった梅野雄吾から坂倉将吾が反撃の狼煙を挙げる一発を放ったが、直後の8回に菊池保則が絶好調・村上宗隆に2ランを被弾。1-5とリードを拡げられてしまう。
さらに9回も松本竜也が山崎晃大朗と山田に連続適時打を浴び、村上の2打席連発・29号2ランで万事休す。1-9で敗れた。
この日も序盤は競った展開を作りながら、終わってみれば16安打を許して9失点……。これで今季の対ヤクルトの防御率は「6.24」となってしまった。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した江本孟紀氏は「ピッチングが易しい」とバッテリーの攻め方について言及。「打たれているボールはだいたい外目。そして外から内に入ってくるボール。きれいにストライクを取りに行きすぎているなと」と解説する。
「好調なチームと対戦する時はいろいろな手を使って行かないと」と江本氏。「ヤクルトは打者がどんどん投手に向かってきているので、足を動かすとかも大事」と語り、イケイケのチームほど従来とは違うこと、セオリーから外れたことに挑戦するのも必要だとした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』