● ナ・リーグ 2 - 3 ア・リーグ ○
<現地時間7月19日 ドジャー・スタジアム>
第92回MLBオールスターゲームが19日(日本時間20日)に行われ、ア・リーグ選抜がナ・リーグ選抜を下し球宴9連勝とした。
「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平(エンゼルス)は試合前インタビューで「First pitch, Full swing, That's it.(初球をフルスイング。それだけです)」と答えると、初回の第1打席に相手先発のクレイトン・カーショー(ドジャース)が投じた初球の直球に反応。バットの先ではあったがしぶとく中前へ運び、レギュラーシーズンでは打ったことがない苦手な左腕から球宴初安打を放った。
球宴で初回初球を安打したのは、1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト(エンゼルス)に続き、史上3人目の快挙。日本人選手の安打は松井秀喜、イチローに続く史上3人目となった。
しかし、直後の一塁牽制で逆を突かれ、まさかの牽制死。3回の第2打席はジョー・マスグローブから四球を選び、2打席で1安打1四球2出塁でお役御免となった。
試合は初回にナ・リーグが2番ムーキー・ベッツ(ドジャース)の適時打と、4番ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)のソロホームランで2点を先制。
それでも4回、ア・リーグが5番ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の同点2ランに続き、5番バイロン・バクストン(ツインズ)が見逃せばボールという“高めの悪球”をフルスイングして2者連続ホームラン。この一発が決勝打となった。
ア・リーグは先発のシェーン・マクラナハン(レイズ)以降は10人の投手が無失点リレー。最終回はエマニュエル・クレース(ガーディアンズ)が100マイルのカットボールを連発して3者連続三振で締めくくった。
勝利投手は3回裏を三者凡退に抑えたフラムバー・バルデス(アストロズ)。ナ・リーグトップ11勝を上げているトニー・ゴンソリン(ドジャース)が2被弾3失点で敗戦投手となった。
MVPは4回に同点2ランを放ったスタントン。地元ロサンゼルス出身のスタントンは「あのレフトスタンドで試合を見ていましたから、そこにホームランを打てたのは良かった。人生最高の思い出になりました」と喜びのコメント。ヤンキースの選手が球宴MVPに輝いたのは2013年のマリアーノ・リベラ以来となった。
<現地時間7月19日 ドジャー・スタジアム>
第92回MLBオールスターゲームが19日(日本時間20日)に行われ、ア・リーグ選抜がナ・リーグ選抜を下し球宴9連勝とした。
「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平(エンゼルス)は試合前インタビューで「First pitch, Full swing, That's it.(初球をフルスイング。それだけです)」と答えると、初回の第1打席に相手先発のクレイトン・カーショー(ドジャース)が投じた初球の直球に反応。バットの先ではあったがしぶとく中前へ運び、レギュラーシーズンでは打ったことがない苦手な左腕から球宴初安打を放った。
球宴で初回初球を安打したのは、1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト(エンゼルス)に続き、史上3人目の快挙。日本人選手の安打は松井秀喜、イチローに続く史上3人目となった。
しかし、直後の一塁牽制で逆を突かれ、まさかの牽制死。3回の第2打席はジョー・マスグローブから四球を選び、2打席で1安打1四球2出塁でお役御免となった。
試合は初回にナ・リーグが2番ムーキー・ベッツ(ドジャース)の適時打と、4番ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)のソロホームランで2点を先制。
それでも4回、ア・リーグが5番ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の同点2ランに続き、5番バイロン・バクストン(ツインズ)が見逃せばボールという“高めの悪球”をフルスイングして2者連続ホームラン。この一発が決勝打となった。
ア・リーグは先発のシェーン・マクラナハン(レイズ)以降は10人の投手が無失点リレー。最終回はエマニュエル・クレース(ガーディアンズ)が100マイルのカットボールを連発して3者連続三振で締めくくった。
勝利投手は3回裏を三者凡退に抑えたフラムバー・バルデス(アストロズ)。ナ・リーグトップ11勝を上げているトニー・ゴンソリン(ドジャース)が2被弾3失点で敗戦投手となった。
MVPは4回に同点2ランを放ったスタントン。地元ロサンゼルス出身のスタントンは「あのレフトスタンドで試合を見ていましたから、そこにホームランを打てたのは良かった。人生最高の思い出になりました」と喜びのコメント。ヤンキースの選手が球宴MVPに輝いたのは2013年のマリアーノ・リベラ以来となった。