2022.07.20 18:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 4 | 終了 | 6 | 横浜DeNAベイスターズ |
バンテリンドーム |
「大島を3番に入れて…」
中日は1勝1敗で迎えたDeNAとのカード3戦目を落とし、2カード連続の負け越し。リードオフマンの大島洋平選手(36)が今季3度目の1試合4安打を放つも、チーム合計12安打4得点8残塁と打線が繋がりを欠いた。
「1番・中堅」で先発出場した大島は、初回に内野安打で出塁した直後に二盗を失敗するも、6回の第3打席以降は3打席連続安打。3点ビハインドの9回に迎えた最終打席は、二死二塁の場面で相手守護神の山﨑康晃から反撃の適時打を放った。
これでルーキーイヤーの2010年から積み上げてきた通算安打数を「1837」とし、2000安打まで残り163本。持ち前のバットコントロールはプロ13年目の今季も健在で、来季中にも大台に到達できそうな順調なペースで安打を量産している。
20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一さんは、「あと163本でしたら通過点というか、大島選手だったらそれくらいの気持ちで臨んでいると思うんだよね」と、ベテランの状態については楽観的なコメントを残したが、「ただ、中日の打線が繋がりを欠いている」と古巣の打線の状態については喝。
「3番にしっかりしたバッターがいない。大島がセカンドスチールしてアウトになったんだけど、今季は3つしか盗塁してない。あんまり走れなくなってきているんだよね。だから大島を3番に入れて、あと1・2番を工夫して打線を組めないかなと思うんだけどね」と持論を展開した。
今季の中日は3番打者がなかなか定まらず、20日のDeNA戦は3年目の郡司裕也が抜擢されたが3打数無安打。谷沢さんが提言する「3番・大島」のスタメンも今季ここまで4試合あったものの、14打数1安打0打点と不発で4戦全敗だった。
再び大島が3番で起用される日は来るのか…。立浪和義監督がクリーンアップの最適解を模索する日々は続きそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』