ソフトバンク・和田毅 (C) Kyodo News

◆ 「シチュエーションが全く違う」

 ソフトバンクはオリックスに2連敗で前半戦終了。

 他会場で西武が勝てば首位陥落となるところだったが、西武が敗れたため0.5ゲーム差の「首位ターン」となった。

 24日の試合では、先発の東浜巨が5回途中4失点でマウンドを降りた後、武田翔太がアウト2つを奪い、 4-4の6回裏から和田毅が登板。これが実に5年ぶりのリリーフ登板となった。

 しかし、ベテラン左腕は先頭の野口智哉にフルカウントから四球を与えてしまうと、連続三振で二死とするも、吉田正尚の安打で一・三塁のピンチ。5番の杉本裕太郎に高めの速球を弾き返され、2点適時二塁打を許してしまう。

 さらに宗佑磨も歩かせて二死一・二塁となったが、最後は紅林弘太郎を三振に斬ってピンチ脱出。この日は1イニングで34球を要し、被安打2・与四球2、アウトは全て三振で奪うも2失点。敗戦投手となった。

 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、大ベテランの久々のリリーフ登板が話題に。

 MCを務めた岩本勉氏は「先発投手は試合を“育てていく”イメージ。それに対して流れの中でいきなり出ていってという形ですから、シチュエーションが全く違う」と役割の違いを強調。そのうえで「本人もその違いを理解していて、だからこそパワーピッチングを意識しての誤作動とか、コントロールミスが生じたのかなと」と、左腕の苦投を解説した。

 また、現役時代に先発・リリーフの両方で活躍した阿波野秀幸氏も「高めに浮くボールが目立ったんですが、気持ちは分かりますね」とコメント。

 「よく『腕を振る』って言いますが、リリーフだと1球目から120%で行かないといけないんですよね。一本も打たれてはいけないという気持ちがある分、やはり“腕を振らなきゃ”という気持ちが前に出てしまう」と自身の経験も踏まえながら、“先発投手のリリーフ起用”の難しさを語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

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