主催者側「よりエキサイティングになる」
来年3月に開催される『2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の記者会見が28日に行われ、WBCプレジデントのジム・スモール氏、NPBの斉藤惇コミッショナー、野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が出席した。
この日は1次ラウンド・東京プールの試合日程が発表され、侍ジャパンは開幕日の9日に中国、10日に韓国、11日に予選勝者、12日にオーストラリアと対戦することが決定。
1次ラウンドは5チーム総当り形式で、侍ジャパンは1次ラウンドを2位以上で勝ち抜けば、東京ドームで台中プール(台湾、オランダ、キューバ、イタリア、予選勝者)の勝者と、アメリカ行き切符をかけて準々決勝を戦うことになる。
前回大会までは、準決勝進出を決める第2ラウンドまで総当り形式だったが、今大会はベスト8の準々決勝から“負けたら終わり”のノックアウト形式に変更となった。
スモール氏は「負けたら終わりという状況をつくることによって、より大会がエキサイティングになるんじゃないかと考えた」と、大会フォーマットを変更した狙いを説明。
栗山監督は「ベスト8から全世界のトーナメントという、わかりやすい形だと思います」と話したが、「緊張感とプレッシャーは相当出る戦いになると思います。野球的には面白いのかもしれないですが、こちらは非常にプレッシャーがかかる」と厳しい戦いを見据えた。
4連戦の1次ラウンドを勝ち抜けば、中3日で負けたら終わりの準々決勝という試合日程。投手陣などのやりくりも含め、「野球が発展していくし、野球の面白さが伝わると僕は信じている。かなり緊張感のある戦いになると思います」と気を引き締めた。
1次ラウンド東京プールの試合予定
3月9日(木)12時00分 オーストラリア vs 韓国
3月9日(木)19時00分 中国 vs 日本
3月10日(金)12時00分 予選勝者 vs 中国
3月10日(金)19時00分 韓国 vs 日本
3月11日(土)12時00分 中国 vs オーストラリア
3月11日(土)19時00分 予選勝者 vs 日本
3月12日(日)12時00分 予選勝者 vs 韓国
3月12日(日)19時00分 日本 vs オーストラリア
3月13日(月)12時00分 オーストラリア vs 予選勝者
3月13日(月)19時00分 韓国 vs 中国