サウスポー同士の1対1トレード
ヤクルトとロッテは29日、坂本光士郎投手(27)と山本大貴投手(26)の交換トレードが成立したと発表した。
ロッテへの移籍が決まった坂本は、如水館高から日本文理大、社会人の新日鉄住金広畑を経て2018年のドラフト5位でヤクルトに入団。3年目の昨季に自己最多36試合にリリーフ登板し1勝2敗7ホールド、防御率4.05をマークしたが、今季はここまで7試合で防御率9.28と安定感を欠き、一軍に定着できずにいた。
坂本は「スワローズに入団して3年半、たくさんの方々にお世話になり、大変感謝しています。新天地となる千葉ロッテマリーンズで活躍することが、皆さんへの恩返しになると思いますので、精一杯頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と球団を通じてコメントを寄せた。
一方、ヤクルトに加入する山本は坂本と同じサウスポーのリリーバー。昨季は一軍登板の機会がなかったが、今季はファーム公式戦で27試合に登板し2勝1敗6セーブ、防御率2.87、WHIP0.96の好成績。ヤクルトでは背番号43を背負うことが決まった。