● エンゼルス 2 - 7 レンジャーズ ○
<現地時間7月29日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が29日(日本時間30日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したが4打数無安打に終わった。エンゼルスは試合終盤に守備のミスが頻発し2連敗。借金は再び今季ワーストの「16」となった。
大谷は今季ここまで8勝2敗、防御率2.59と安定しているレンジャーズの先発左腕・ペレスに対し、一死無走者だった初回の第1打席は三ゴロ。一死無走者だった4回の第2打席はフルカウント後のチェンジアップに体勢を崩され空振り三振に倒れた。
2点を追う6回の第3打席は一死一、二塁の好機だったが、カウント1-2後のカーブに泳がされ左飛。元ソフトバンクの2番手左腕・ムーアと対戦した8回の第4打席は三ゴロに倒れ、2試合連続の無安打で打率は.251となった。
エンゼルスは先発のサンドバルが5回まで無失点と好投。しかし6回表、一死無走者の場面で1番・セミエンに左翼線への二塁打を許すと、この打球を処理した左翼・アデルがクッションボールを後逸。さらに、拾い直したボールを再びこぼすと、その後の中継プレーも乱れ打者走者のセミエンに一気に本塁生還を許した。
1点ビハインドの9回表には一挙5失点。この回も二塁・レンヒーフォの適時失策、救援右腕・ぺゲロの暴投などで失点を重ね、目を覆いたくなるような拙守のオンパレードに本拠地ファンから容赦ないブーイングが浴びせられた。