完璧中継で勝ち越しを阻止
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演した野球解説者の達川光男さんが、DeNAの捕手・嶺井博希の“隠れた”好プレーを称賛した。
1-1で迎えた3回、DeNA先発・今永昇太は、森下暢仁にヒットを許し、二死から菊池涼介に右中間を破られる。しかし、右翼手・蝦名達夫から二塁手・牧秀悟、捕手の嶺井へと繋ぐ中継プレーで本塁生還を阻止する好プレーで勝ち越し点を与えなかった。
番組で解説を務めた達川さんは「森下がヒット打ってその後に菊池がライトオーバーのツーベースを打つんですが、この時にライトの蝦名が目測を誤るんですよ。でも、(中継の)牧が取って速かったですね。そしてキャッチャーの嶺井が中途半端なワンバウンド(送球)を基本のグラブを下から上にすくい上げてタッチしました。(このプレーは)全く無駄がなかったですね。これは上手かった」と一連の中継プレーを振り返った。
「これはもう一回やれと言ってもなかなかできないですよ。超ファインプレーですね。このプレーで今永が勝ち投手になったと言っても過言ではないですね」と評価し、「嶺井は今日祝杯挙げてください」と独特の言い回しで称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』