ヤクルトのサンタナ (C) Kyodo News

○ ヤクルト 9 - 7 中日 ●
<15回戦・神宮>

 ヤクルトは3日、「5番・右翼」でスタメン出場のドミンゴ・サンタナが初回に8号2ラン、3回に9号3ランと2打席連続本塁打を放つなど勝利に貢献。今季唯一負け越している中日相手に15安打9得点を挙げ勝利した。

 前夜は22歳の4番・村上宗隆がプロ野球史上初となる5打席連続本塁打を達成。相手の村上への警戒心が強まる中、5番を務める助っ人のバットが火を吹いた。

 ヤクルトは2点を先制された直後の初回、一死三塁の場面で山田哲人の三ゴロの間に1点を返すと、続く村上が四球でつなぎ二死一塁からサンタナがレフトスタンド中段へ8号2ラン。「村上が2アウトから出塁してくれてすぐに逆転することができて良かったです」とすぐさま試合をひっくり返した。

 サンタナは3回にもライトスタンドへ9号3ランを放って追加点を叩き出し、試合後には「打つポイントを近くにする練習の成果が出て良かった」とコメント。逆方向へ強い打球を打てるサンタナの持ち味が光った。

 サンタナは6回にも安打で出塁した村上を還すセンターへの適時二塁打を放ち4安打の大活躍。6打点はすべて初球を狙い打ち、「初球から積極的にいこうという意識」が奏功した。

 村上の後を打つ5番の存在感は相手チームにも脅威だが、高津臣吾監督は「ムネ(村上)の後でどう点を取るかというのがずっと課題だったんだけど、ムネを通り過ぎても点を取れるんだぞ、というのがうちの打線だと思っている」と、打線のつながりを評価。 

 後半戦は2連敗でスタートしたものの、この日の勝利で3連勝。貯金を「23」とし、勢いを取り戻してきた。明日勝てば両リーグ最速の60勝に到達するが、目の前の一戦を全力で戦い抜くことに変わりはない。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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別府勉

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