6回の好機で代打策が的中
DeNAは9回に代打・大田泰示のサヨナラ打で劇的勝利。2位の阪神に0.5差に迫った。
1点ビハインドの6回、牧秀悟の二塁打を楠本泰史が送って一死三塁の場面で、三浦監督は6番・戸柱恭孝に代えてオースティンを起用。阪神の先発・青柳晃洋のグラブに当たるセカンドゴロの間に三塁ランナーが生還し同点に追いついた。同点で迎えた9回、二死一・二塁で代打の大田泰示がレフトへサヨナラヒットを放ち、劇的勝利を収めた。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満さんは6回の代打策について「タイガースの中継ぎ陣も7回、8回、9回はかなりいいので、今日は代打もいっぱい残っていましたし、三浦監督はこの回で勝負かけてきましたね」と振り返り、「結果的に内野ゴロで同点ということだったのですが、この回に青柳を打ち崩そうという横浜の執念を感じました。しっかり、追いつけたのが非常に大きな采配だったと思います」と指揮官の“勝負勘”を称賛した。
MCを務めた大久保博元さんは「青山ヘッド(コーチ)は戦況を読めるコーチなのでいい進言をしてくれていたのでは。決断は監督がするので三浦監督がよく決断したと思いますね」とベンチワークがかみ合っているとの見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』