エンゼルス・大谷翔平

● アスレチックス 1 - 5 エンゼルス ○
<現地時間8月9日 オークランド・コロシアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(28)が9日(日本時間10日)、 敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。6回4安打無失点でメジャー挑戦後初のシーズン10勝目(7敗)を挙げ、1918年にベーブ・ルースが成し遂げて以来、104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」の大偉業を達成した。

 中5日で前回と同じくアスレチックス戦に登板した大谷。7日(同8日)のマリナーズ戦で左足甲を踏まれた影響が心配されたが、初回をわずか5球で終えるなど普段と変わぬ投球で好スタートを切った。3回は先頭の7番・ブライドに対し、追い込んでからスプリットを振らこの試合2つ目の三振を奪取。これでメジャー通算376奪三振目とし、日本ハム時代の5シーズンで奪った624三振と合わせ、節目の日米通算1000奪三振に到達した。

 その後、左足に打球が直撃するアクシデントがあったものの続投。5回まで毎回走者を背負ったものの要所を締め、6回91球、4安打無失点、5奪三振3四球の内容で降板。5点リードの7回から救援陣にマウンドを譲り、防御率は2.68となった。

 バットでは5回の第3打席、イニング先頭で二塁への内野安打を放ち2戦連続安打をマーク。そのあと4番・ウォードの左越え3ランで2点目となるホームを踏んだ。7回の第4打席では2番手左腕・セルマンの1ボール後のスライダーを強振。捉えた打球は右翼フェンスを越える25号ソロとなった。自らの偉業を手繰り寄せる豪快な一撃。これでイチローを抜き、日本人単独2位のメジャー通算118本塁打目とした。

 8回表に5度目の打順が巡ってきたが、代打を送られお役御免。打撃成績は3打数2安打1打点で打率は.256にアップした。投げては6回無失点で10勝目を挙げ、打ってはダメ押しの25号弾。104年ぶりの偉業を達成し、メジャーの球史にまた名を刻んだ。

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ベースボールキング編集部

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