中日・小笠原 (C)Kyodo News

◆ 打球直撃のアクシデントも気迫の力投

 中日の小笠原慎之介投手(24)が3日、敵地でのヤクルト戦で8回途中1失点と好投し、今季7勝目(8敗)を手にした。

 初回から2点の援護をもらった小笠原は、3回まで要所を締める投球でスコアボードにゼロを刻み、4回無死一・三塁のピンチではホセ・オスナの強烈なライナーを左ももに受けながらも落球せずに好捕。治療のために一度ベンチへ下がったものの、再登板し続くピンチではドミンゴ・サンタナを内角低めのストレートで空振り三振に仕留めた。

 終わってみれば8イニング中6イニングで先頭打者の出塁を許す苦しいマウンドだったが、対角線の速球と変化球のコンビネーションが決まり、7回1/3(116球)を投げ、8安打1失点、1四球7三振の内容。首位チームを相手に堂々の7勝目だった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の大久保博元さんは、走者を背負ってから見せた小笠原の粘投を称え、「今日は(捕手の)木下拓哉が昇格してきて、緩急・左右・高低としっかり投げ分けた。よく『的を絞れない』という表現を使いますけど、そういう状況を作りましたよね」と、強力ヤクルト打線を封じた中日バッテリーを称賛した。

 また、同じく番組に出演した“200勝投手”平松政次さんは、小笠原について「何が良いって、いつもマウンドで堂々としている。高校時代に甲子園で優勝したときと同じような“プライド”を持って投げている。ストライクだろって場面でも文句を言わないんですよ。そこが大好きでね、もうエースのような器を持っている」と、高卒7年目の背番号11がマウンド上で見せる立ち居振舞いを絶賛した。

 今季の小笠原は新型コロナ感染による戦線離脱もあったが、ここまで18試合(118回1/3)に登板し7勝8敗、防御率3.04をマーク。大野雄大、柳裕也といった先輩投手に次ぐ柱として、先発ローテーションを支えている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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