○ 阪神 9 － 1 ヤクルト ●
＜21回戦・甲子園＞

　ヤクルトは4回の一挙6失点が響き敗戦。4回途中5四球6失点と乱れた先発・高梨は7敗目（7勝）を喫した。

　高梨は3回まで無失点。しかし0－0で迎えた4回、先頭から連打と四球で無死満塁のピンチを招くと、7番・木浪に押し出し四球を与え先制を許した。続く梅野には左前2点適時打を浴び3失点目。その後、1番・中野にこの試合5つ目の四球を与えたところで降板となった。

　満塁でリリーフした2番手・今野が走者一掃の適時三塁打を浴び1イニング6失点。高梨の登板結果は4回途中3安打6失点、5奪三振5四球となった。

　打線は阪神先発・伊藤将の前に5回まで無得点。6回に1番・塩見の左前適時打でようやく1点を奪ったが、その塩見が牽制で刺されるなど走塁ミスも目立った。

　3試合連続アーチが期待された村上は、完投した伊藤将の前に遊飛、見逃し三振、二ゴロ併殺で3打数無安打。10試合ぶりのノーヒットに終わり、この日は出塁もなく後半戦初戦の7月29日の阪神戦（神宮）から続いていた連続出塁も30試合で止まった。