○ アストロズ 12 - 4 エンゼルス ●
<現地時間9月11日 ミニッツメイド・パーク>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が11日(日本時間12日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・指名打者」で出場。初回の第1打席に先制の34号2ランを放ったが、チームは投手陣が12点を失い逆転負けを喫した。
「3番・投手」で先発出場した前日の同戦は、右手中指にマメができるアクシデントで5回降板。それでも、強力打線を1失点に抑え12勝目を手にした。登板翌日のこの日はマメの影響が心配されたが元気にスタメン出場。その第1打席でいきなり魅せた。
無死三塁の好機でカウント1-2後のカーブを泳ぎながらも捉えると、打球は右中間席に着弾。飛距離388フィート(約118メートル)の先制2ランとなり、この日は欠場したトラウトと並びア・リーグ本塁打ランキング2位に再浮上した。
3回の第2打席はイニング先頭で3球目の直球を捉え、中越えのエンタイトル二塁打。2打席連続長打でチャンスメイクしたが、後続が倒れ得点にはつながらなかった。5回の第3打席は右飛、7回の第4打席は四球、9回の第5打席は遊ゴロで、この日は4打数2安打2打点、1四球1得点の打撃結果。打率は.266、OPSは.894となった。
エンゼルスは大谷の先制2ランなどで2回までに3点を先取するも、3回以降に投手陣が打ち込まれ5被弾含む12失点。終わって見れば大敗だった。