西武・山川穂高(右) (C) Kyodo News

◆ CS進出が遠のく3連敗

 西武はCS進出を争う楽天に競り負け、7連敗で貯金が消滅した。

 エンスは2回、9番・太田光に先制2ランを浴びるも、3回、4回はいずれも無死満塁の大ピンチを無失点で凌ぐ粘投。4回1/3を何とか2失点で抑えた。1点ビハインドの7回は4番手のスミスが連続四球でピンチを招き、火消し役を託された公文克彦が8番・小深田大翔に2点適時二塁打を浴び1-4と突き放された。

 それでも3点を追う7回裏、5番・外崎修汰が12号ソロを左中間席へ運ぶと、続く愛斗は9号ソロを左翼席へ。2者連続アーチで1点差に迫った。9回は相手守護神・松井裕樹に対し、先頭の3番・森友哉が右中間突破の三塁打でチャンスメイク。続く山川は空振り三振に倒れたものの、一死三塁で外崎が右犠飛を放ち土壇場で追いついた。しかし延長11回表、2イニング目となった増田達至が浅村栄斗に被弾するなど2点を失い万事休す。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は「後ろにつなげようという意識が今の西武打線にはない」と指摘。

「特に、山川の自分で決めよう自分が決めないとチームの勝利はこないというような粗いバッティング、そこが楽天との差になってると思いますよ。もう少し食らいついていく、ボールをセレクトするというかチームのために今何ができるのか。厳しい言い方をするとそういうことが分かっていない」と、9月に入って不調が続いている主砲に苦言を呈した。

CSを争う楽天に3連敗を喫し、残り6試合でゲーム差は「2」という状況については、「まだチャンスはあるかもしれないけど今日の敗戦で(CS進出は)厳しくなってきたと思いますね」と展望を語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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