東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された21日の中日－ヤクルト戦で解説を務めた山﨑武司氏が、現在打率、本塁打、打点でリーグトップを走るヤクルト・村上宗隆の打席について解説した。

▼ 第1打席　四球（0－0の初回一死一、三塁）投手：松葉
「村上は8打席ヒットが出ていないというものの、モニター越しで見ていると今年は外寄りのボールに体が絶対よっていかない。自分のストライクのところよりも外れたらボールだと思って見逃している。今日で112個目の四球になりますが、地味ですけどスゴイ数字ですからね。このへんがホームラン、打率にもつながっているのかなと思いますね」

▼ 第2打席　右安（0－2の4回無死走者なし）投手：松葉
「10打席ぶりということなので、次の打席は要注意ということになってきますね」

▼ 第3打席　申告敬遠（4－2の5回一死二塁）投手：谷元
「これが野球ではあるんですけどね…。裏を返せば、立浪監督がクライマックス（シリーズ）を諦めていないということですね」

▼ 第4打席　見逃し三振（4－2の7回二死走者なし）投手：根尾
「ほんと低めいっぱいいっぱいで手が出ませんでしたね」

▼ 第5打席　空振り三振（6－2の9回二死走者なし）投手：森
「（2球目の141キロカットボール空振りに）今のは甘かったですね」

【村上の9月21日終了時点の成績】
打率.330　55本塁打　132打点

▼ 歴代シーズン本塁打記録
1位　60本　バレンティン（ヤクルト / 2013年）
2位　55本　村上宗隆（ヤクルト / 2022年）
2位　55本　王貞治（巨人 / 1964年）
2位　55本　ローズ（近鉄 / 2001年）
2位　55本　カブレラ（西武 / 2002年）

▼ ヤクルトの残り試合日程
【9月】
22日vs中日（神宮）
23日vsDeNA（神宮）
24日vsDeNA（神宮）
25日vsDeNA（神宮）
27日vs阪神（神宮）
28日vs阪神（神宮）
29日vs広島（マツダ）
30日vs広島（マツダ）
【10月】
2日vs阪神（甲子園）
3日vsDeNA（神宮）

▼ 村上のチーム別本塁打数と残り対戦試合数
中日：13本（残り試合1）
広島：13本（残り試合2）
DeNA：8本（残り試合4）
巨人：8本（残り試合0）
阪神：7本（残り試合3）
ソフトバンク：3本
西武：1本
楽天：1本
日本ハム：1本
オリックス：0本
ロッテ：0本

※成績は2022年9月21日終了時点

（提供：東海ラジオ ガッツナイター）