オリックス・宮城大弥 (C) Kyodo News

● オリックス 1 - 6 楽天 ○
<24回戦・京セラD大阪>

 2位・オリックスは本拠地に楽天を迎え痛恨の黒星。1差で追いかける首位・ソフトバンクのマジックが「3」に減り、残り2試合での逆転連覇に黄色信号が灯った。

 左の勝ち頭、宮城大弥が先発を務めたが、制球に苦しみ2回2/3を56球、被安打5、4失点で今季最短KOを食らった。宮城は「大事なゲームなのに申し訳ないです」と肩を落としていたが、救援陣の本田仁海、山﨑颯一郎も失点を重ねて計6失点。反撃態勢を取れぬまま突き放された。

 打線は2点を先制された直後の2回、楽天先発の則本昂大からジョー・マッカーシーの適時内野安打で1点を返したが、3回以降はわずか1安打に抑えこまれ完投勝利を献上。投打の歯車が噛み合わず、手痛い黒星を喫した。

 試合後、中嶋聡監督は「四死球9つですか。ここ最近では、そういうのもなく攻めてたはずだったんですけど、この重圧がかかる中で、しっかり腕を振っていかなきゃいけないところで、それが出来なかったというのは、経験と言われたら経験かもしれないですし、まあちょっと空くんでね。それをしっかり修正をして、やっていかなきゃいけない。あと2つしかないんで、思い切ってやるしかないと思います」と、四死球から崩れた投手陣に修正を求めた。

 3安打1得点に終わった打線については、「則本投手もスピード速かったし、それでもしっかり点を取っていかなきゃいけないんでしょうし、こういうゲームのその先もあるんでね。その先もこういうゲームになると思うんですけど、その中でどうやって点を取っていくかというのが大事になっていく」と話した。

 また、5点ビハインドで迎えた9回には、戦線離脱していた平野佳寿が復帰登板し1イニングを三者凡退に打ち取る好投。中嶋監督は「無事に投げられるというのは、非常に(選択肢が)広がると思いますし、いるだけでみんなの安心の材料だと思う」と安堵の表情を浮かべていた。

 逆転優勝を狙うオリックスとしては残り2試合をしっかり勝って、ソフトバンクの行方を見守るしかない。

取材・文=どら増田

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