ニッポン放送ショウアップナイターアンバサダーのヤクルト・村上宗隆が、打率.318、56本塁打、134打点の成績を残し、2004年の松中信彦氏以来18年ぶり令和では初の三冠王を達成。本塁打も、日本人シーズン新記録となる56本を放った。ニッポン放送ショウアップナイター解説陣のコメントをもとに今季の村上を振り返る。今回は7月編。
ニッポン放送ショウアップナイターアンバサダーのヤクルト・村上宗隆の三冠王への期待も高まってきた7月。7日終了時点で7月の月間打率.200、0本塁打、1打点とやや下降した時期もあったが、終わってみれば7月も月間打率は3割を越え、本塁打と打点はいずれもリーグトップの成績だった。
7月2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏は村上について「成長どころの騒ぎじゃない。神がかっていますね」と称賛。
村上はこの日の第1打席では、DeNAの先発・濵口遥大が3ボール1ストライクから投じた5球目のストレートをショート頭上に弾き返す鋭い当たりの安打。大矢氏は「文句のつけようがないですよね。アウトコース寄りのまっすぐですけど、タイミングもドンピシャだし、バッターボックスのなかでの集中力がすごいですね。ボールはしっかり見逃すし、いい球がくるまで待とうという気構えもありますね。なかなか崩せないですね」と絶賛した。
7月7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた山﨑武司氏は、ちょうど下降気味だった村上について「どんなにいいバッターでもリズムがあって上がり調子もあれば、下り調子もある。バッターは1カ月調子が良いというのはなかなかないですよ。どこかで調子が崩れる原因の一番は疲れ。少し疲れてきて体が切れないな、違うところで補ってバッティングをやらないといけないなといってバッティングを崩す。調子が悪くなるんですけど、下り波にきているだけだと思います」と全く心配していない様子だった。
7月19日の巨人戦では、同日に同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた若松勉氏も驚く強烈な安打をライト前に放った。村上は3-0の6回一死一塁の第3打席、巨人先発・戸郷翔征が投じたカーブをライト前に鋭い当たりを放つと、若松氏は思わず「打球が速いわ。普通の打者とバットの音が違うもんね」と感嘆。
若松氏は村上について「絶好調ではないですけど、いいところで的を絞ってしっかり配球を読んで打ちますよね。特にセカンドにランナーがいるときね」と話していた。
さらに7月20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「今年のヤクルトを支えているというかね、軸でドシッと4番に座って、前後が動いてくるんですよ。多少連敗しましたけど、ヤクルトの大黒柱になっていますよね」とここまでの働きぶりを絶賛。さらに江本氏は「このままうまくいけば50本くらいいくんじゃないですか。40は普通にいくでしょうから、それくらいを目指してもらいたいですね」と期待を寄せた。
31日の阪神戦では第3打席から3打席連続本塁打で7月を締めた。7月を終えた時点で打率.312、34本塁打、91打点。江本氏が「40は普通にいく」と話した40本塁打という数字は8月にあっという間に超えていくことになるとは、この時まだ誰も知らなかった。
▼ 村上の7月打撃成績
20試 率.318(66-21)本8 点17
・月間MVP
(ニッポン放送ショウアップナイター)
ニッポン放送ショウアップナイターアンバサダーのヤクルト・村上宗隆の三冠王への期待も高まってきた7月。7日終了時点で7月の月間打率.200、0本塁打、1打点とやや下降した時期もあったが、終わってみれば7月も月間打率は3割を越え、本塁打と打点はいずれもリーグトップの成績だった。
7月2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏は村上について「成長どころの騒ぎじゃない。神がかっていますね」と称賛。
村上はこの日の第1打席では、DeNAの先発・濵口遥大が3ボール1ストライクから投じた5球目のストレートをショート頭上に弾き返す鋭い当たりの安打。大矢氏は「文句のつけようがないですよね。アウトコース寄りのまっすぐですけど、タイミングもドンピシャだし、バッターボックスのなかでの集中力がすごいですね。ボールはしっかり見逃すし、いい球がくるまで待とうという気構えもありますね。なかなか崩せないですね」と絶賛した。
7月7日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト戦』で解説を務めた山﨑武司氏は、ちょうど下降気味だった村上について「どんなにいいバッターでもリズムがあって上がり調子もあれば、下り調子もある。バッターは1カ月調子が良いというのはなかなかないですよ。どこかで調子が崩れる原因の一番は疲れ。少し疲れてきて体が切れないな、違うところで補ってバッティングをやらないといけないなといってバッティングを崩す。調子が悪くなるんですけど、下り波にきているだけだと思います」と全く心配していない様子だった。
7月19日の巨人戦では、同日に同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた若松勉氏も驚く強烈な安打をライト前に放った。村上は3-0の6回一死一塁の第3打席、巨人先発・戸郷翔征が投じたカーブをライト前に鋭い当たりを放つと、若松氏は思わず「打球が速いわ。普通の打者とバットの音が違うもんね」と感嘆。
若松氏は村上について「絶好調ではないですけど、いいところで的を絞ってしっかり配球を読んで打ちますよね。特にセカンドにランナーがいるときね」と話していた。
さらに7月20日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「今年のヤクルトを支えているというかね、軸でドシッと4番に座って、前後が動いてくるんですよ。多少連敗しましたけど、ヤクルトの大黒柱になっていますよね」とここまでの働きぶりを絶賛。さらに江本氏は「このままうまくいけば50本くらいいくんじゃないですか。40は普通にいくでしょうから、それくらいを目指してもらいたいですね」と期待を寄せた。
31日の阪神戦では第3打席から3打席連続本塁打で7月を締めた。7月を終えた時点で打率.312、34本塁打、91打点。江本氏が「40は普通にいく」と話した40本塁打という数字は8月にあっという間に超えていくことになるとは、この時まだ誰も知らなかった。
▼ 村上の7月打撃成績
20試 率.318(66-21)本8 点17
・月間MVP
(ニッポン放送ショウアップナイター)