【セCSファーストステージ第3戦】
● DeNA 2 － 3 阪神 ○
＜10月10日　横浜＞

　阪神の湯浅京己が、CSファーストステージ2度目のイニングまたぎで無失点に抑えた。

　「ピンチの場面でしたけど、いつも通り自分のピッチングをするだけだと思ってマウンドにあがりました」。3－2の8回二死二塁でマウンドにあがると、佐野恵太を一ゴロに仕留める。

　イニングまたぎとなった9回は2本の安打と四球で一死満塁のピンチを招く。ここで矢野燿大監督がマウンドへ。「監督から楽しめと言われたので、楽しみながらバッターに向かっていくだけでした」と、代打・藤田一也を二併で試合を締めた。

　「3試合とも接戦でどっちに転ぶかわからない展開でしたけど、なんとか2勝できることができて、後はヤクルトを倒すだけだなと思っています」とファイナルステージに向けて決意を述べた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）